『パーマネント野ばら』のラストの解釈が難しい。
最初に読んだときは、恋人かと思っていたんだけど。
それなら、冒頭と終盤のあのエピソードはいらないと思う。
確かに表面上は「彼氏」と書かれているんだけど、
大事なシーンでは「恋人」ではなく「好きな人」と書かれている。
好きな人…それって恋人に限った話じゃ無いよね。
「あなたが どんどん うすれてゆく」
の、「あなた」とは、今まで関わった好きな人(恋愛関係無く)全ての事なのか、
とか、色々考え出したら、きりが無くなってしまった。シンプルな絵柄、少ない台詞で、
深いなあ、この作品…。
しかし、この作品の「どんな人でも受け入れる」感覚は凄い。泣けてくるわ…。
PR