ご無沙汰になっちまったい。ごめんぬ。
さて、この頃は色々映画を観たり、プライベートに重きを置いて
活動していたわけですが。そんな中で、『コープスパーティー・ブラッドカバー』の
動画を見たんです。んでまあ、思ったのは、恐怖演出とか、人間の極限状態の
感情のやり取りとかは、敵わないなー、と。そりゃそうだ、あっちはセミプロだもの。
となると、自分がホラーを作る上では、コープスとは全く違う方向に
行った方がいいなあ、と思ったわけで。そういう意味で、リメイク版を
今の方向性で作っているのは正解だなあ、と思いました。
どういう方向性なのかっていうと…うーん、一言で言うと、『乾いて』いるんです。
絶望や恐怖に向かって一直線、その後もずるずると、その時の感情を引きずる…
っていうんじゃんなくて、大声で泣いた後、ケロリとなる様な、そんな感覚。
オリジナル版のKinderって、かなりウエットなので、そういう悪い意味での
湿っぽさを回避して、適度にドライに、むしろちょっと笑えるぐらいの方がいいかと。
なので、コープスみたいに、恐怖と愛憎のズンドコに叩き込まれたいって
方には、リメイク版Kinderはオススメ出来ないと思います。その代わり、
今までのホラーゲームとは一味違うものを…という人には、オススメ出来るかも?
自分自身、この方向性でプレイヤーさんは納得してくれるんだろうかっていう
不安はあるんですが(ホラーなので特に)、まあ、自分の作風を信じて作るしかないですね。
もちろん、オリジナルの良い部分は損なわないように意識してます。ウエットで良い場面は、
あくまでウエットで。
…あ、映画のアリス観ましたよ。期待はずれ(涙 どうしたバートン。
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