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筋としては、青年と少女の再生の物語なのかも知れませんが、 個人的には、ただただ、その映像美に圧倒されました。 本当に、コレCG使ってないの? という位に。 琥珀色の現実世界と、色鮮やかな叙事世界の対比。 様々な物が一瞬にして移ろい行く幻想美。空と海の青。血と炎の赤。 後半、シュヴァンクマイエル的なシュールレアリズム映像が 展開されて驚きましたが、これも良いスパイスになっているかと。 芸術と呼ぶに相応しい映像作品だと思います。 映画への愛にも溢れていて、言う事無しですね。