自分は、理系の人とも文系の人とも相容れない感じがするなあ。
理系はまあ、言わずもがなとして。
文系もさ、やたら本を読んでるから、言葉はロジカルなんだけど…。
スキマスイッチの歌から引用させて貰えば。
『インテリジェンスをまとった中身の足りない言葉はいらない
皮を剥いだら味気なくて萎えてしまう』
なんだよね。
じゃあ自分は何なのかって言われたら、強いていえば、芸術系なんだろうけど。
美術も、音楽も好きだし、実際成績も良かった。
でもねえ、ゲージュツって言うのがねえ、あんまり好きじゃない。芸術。
自分はあくまでエンタメとかサブカル? 嗜好の人間だと思うし。違和感あるね。
まあ、カテゴライズする事が、そもそも無意味なのかも知れないけど。
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『落下の王国』という映画を鑑賞しました。
以下、感想。
筋としては、青年と少女の再生の物語なのかも知れませんが、
個人的には、ただただ、その映像美に圧倒されました。
本当に、コレCG使ってないの? という位に。
琥珀色の現実世界と、色鮮やかな叙事世界の対比。
様々な物が一瞬にして移ろい行く幻想美。空と海の青。血と炎の赤。
後半、シュヴァンクマイエル的なシュールレアリズム映像が
展開されて驚きましたが、これも良いスパイスになっているかと。
芸術と呼ぶに相応しい映像作品だと思います。
映画への愛にも溢れていて、言う事無しですね。
今日は映画の日なので、『Dr.パルナサスの鏡』を再見する予定です。
中島哲也監督の新作『告白』の特報が公式サイトに上がっていたので見た。
kokuhaku-shimasu.jp/
あ…明らかに前作までとは作風が違う。
今回は作風をガラッと変えるみたいな事を言ってたけど、
これまでと一転して、ひんやりとした映像だなあ。邦画にありがちな
小汚い映像ってんじゃなくて、冷たい、彩度低めのキリッとした映像。
そこにちょくちょくけれん味のある演出が入ってくるのかな。
シリアスなのは多いに結構だけど、映画としてどういう仕上がりになってるのか、
まったく想像が付かないのが期待と不安を煽るぞー。どうなってるんだ??
今までの監督の映画が映画なだけに、全くわからん。
まあ、楽しみは楽しみ。