考えてみれば、自分、映画のストーリーも、
普通に映画を観る人とは、嗜好がかなり違うんだよなぁ。
例えば、『陽炎座』みたいな構成の脚本の映画を、『面白い』っていう人って、
現代では、映画マニアでもない限り、そういないと思うのね。
でも、自分は『面白い』って言っちゃう人間。映画オタ。
時系列がバラバラだったり、夢と現実がごちゃまぜだったり、
入れ子状多重構造難解構成大歓迎。普通の人はまず観ないやね。
面白い映画って人によって違うから、難しいよね。
そこが、面白い所でもあるんだろうけど。皆がみんな、
右習えで面白いって言う映画は、かえって信用出来ないっしょ? そんな感じ。。
自分が今の映画業界に言いたい事は、とにかく、
『大胆に面白い嘘をつけ!!』
って事。
バットマンビギンズとか、ダークナイトとか、リアルさを売りにして評判良いらしいけど、
個人的には最悪…。せっかくティム・バートンが、豊穣なイマジネーションで、
虚構の『ゴッサム・シティ』を生み出したと言うのに、普通の街にしちゃうなんて!
しかも内容は、犯罪・サスペンス映画…大味。最悪。観てから言えって言われても、
お金もったいないから観ないよ。興味ないもん。そこまで物好きじゃない。
映画好きだけど、基本的には、興味のある映画しか観ませんからー!
(お金も無いし)
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